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サマーキャンプ プログラム紹介①  めんつゆの黄金比!?

サマーキャンプのプログラムをつくったメンバーに、見どころについてお話を聞きました。初回は「Math&Art&Science」を担当する、りゅう先生のお話です。

お話を伺ったひと

ハスの葉っぱを傘にするりゅう先生
計算は全く好きじゃなかったけど、証明など論理学が入ってきてから数学に目覚める。
教育を通して数学の面白さを教えたい!と数学科のある大学に進む。
今回のキャンプのために、週末に髪の毛を黄金比カットにされるそうです。

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オンラインで可能性が広がった

6月から、対面でのキャンプ形式を想定して準備をしてきましたが、8/1にオンライン実施が決まり、大急ぎでオンラインプログラムの準備を進めてきました。オンラインになったことで、

・全世界どこからでも参加可能
・費用を無料にできた
・一緒に調べながら進められるようになった

など、メリットが増えました。
事前に私達が準備したものはもちろんありますが、それだけを学ぶより、その場で面白いことを調べてきた人が偉い、その場で子どもたちが疑問に思ったことを考えて行こう、という流れにしていきたいです。

プログラムちょっと紹介①「数学で旨くなる」8/23、24 10:00~10:50

高校生の頃、時給の高いバイトを探していて、経験はないけど調理のバイトを始めました。やってみたらとても楽しかった。料理って、とても理論的です。課題(美味しい料理をつくる)に対してどうするか考える、PDCAの要素がある。
作業手順・解き方がレシピに相当して、それを見て、本当にこれでいいのかなと試行錯誤して、新しい味ができる。料理の提供までに、どんな作業を進めるかを逆算することも必要です。

数学って、計算ドリルみたいなことだけではなくて、答えに対して論理的なんだということを、料理を入口にして紹介したいなと思います。
生きるために食べるなら、ただ食べられる食材をそのまま食べれば済んだはずなんです。でもそこからおいしさを求め、見た目を求め、料理は進化してきた。この観点から言えば、料理はArt、ひとのわざとして見ることができます。

辛い物が苦手な人、味覚が敏感な人、料理が苦手という人もいて、一緒に「なぜ?」と考えてみたいですね。
物質の量は変わらないのに、食材を組み合わせたら味が変わる。どんな味に変わるかということも、予めデータから予測できる。成分とその値を見ながら模索できると面白いかなと思います。

授業の着地は、その日参加してくれたみなさん次第になると思います。

プログラムちょっと紹介②         「食材の芸術的な黄金比」8/23,24 13:00~14:00

めんつゆの配合にロマンがある

例えばスイカを縞と垂直方向に輪切りにすると、種が同じ比で12列、だいたい30度ごとに並んでいます。蓮根の五角形も、キュウリの種、葉の開きは、決まった比率に近くなります。
何故なんでしょう?ドレミファソラシドの音階や鍵盤の長さなども決まった比率で推移しています。

比率に焦点をあてながら、料理の味付けの「さしすせそ」の比の謎に迫ります。本来の黄金比の割合とは異なりますが、めんつゆの黄金比(材料の比)。野菜炒めのたれの黄金比、などもぜひ取り上げたいと思っていますので、ぜひ自分の好きなあの味付けの、比率を一緒に探していきましょう。

みんなにも読んでほしいですか?

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