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SEISA STEAM SUMMER CAMP2022 リプレイ②

8月23日~24日開催 SEISA STEAM SUMMER CAMP
の名場面を振り返ってみたいと思います。今回は授業編です。

申込数<参加者数

1つのプログラムしか申し込まなかったけど、次のプログラムもみていくか、、、とそのまま他の授業も受けてくれる方が多くいらした
今回のSUMMER CAMP。これは、オンライン開催ならではの気軽さだったのかもしれません。

食材の当たり前を問いなおす

先生を中心に、意見の出し合いを中心に進行した授業。白紙のメモから、あっという間に3ページ以上のメモが作成されました。

ここから意見交換が始まります

いつの間にか「ダチョウの卵はロピアに売っている」「ローマ人は2000年前から卵を食べていた」など、様々な方向へ議論は進みます。

当たり前の食事を楽しみながら、当たり前を疑うきっかけにしてね!と先生からの言葉がありました。

食材の一生

「食材の一生」では、作物育成シミュレーションゲームのような取り組みが行われました。
1つ作物をつくったら、2か月休ませる。「どの海に面しているかで特徴が変わる、この島はどこにあるんだ」、と鋭いツッコミが生徒から入ります。

Excelの表に記入するのは、参加者の環境やスキルにより難しいこともある、という反省点もありました。2日目の授業では、各チームに先生が入ってシート入力操作をしました。

数学で料理は旨くなる!

数字は世界共通で、誰もが再現可能な情報を伝えることができる
味の要素の解説の後、プリンとしょうゆの話が出てきます。
レバーとマヨネーズでフォワグラ?などみんなで色んな味探しをします

郷土食と地域

白地図に郷土食を次々発言してもらい記入
自分で調べること、説明できること、調べたら比較すること、など科学的に見る視点の大切さについて、先生から繰り返し説明がありました。

授業の終わりに1人ずつ感想を話した際には、授業にでてきたあの食材を食べてみたくなった!という意見も出ました。知ると、もっとおいしく食べられる、が伝わったみたいです。

食材の黄金比

数学は、法則や決まりを探していくこと。法則探しから、植物の規則性の話、そして法則をみつければ料理の味が再現できる、という話に進んでいきます。秘伝の味付けの比率も調べながら紹介されました。

黄金比と、フィナボッチ数列の紹介
小学生も参加する授業ですが、簡単な言葉を使って進んでいきます。
さしすせその話をしていると、突然雷が鳴り、こわいー!とコメントがあり、
光の速さと音の速さの違いから距離を知れば、怖くないよという先生の解説に脱線しました。

食べ物の価格で幸福度は決まるか?

たくさんの美味しそうな料理の写真から、それぞれどんな食べ物を誰とどこで食べて、美味しいと感じたのか、食べ物の価値について話し合います。

上に乗っているネギが嫌だという意見も

食品会社の社長になったとして、原料にかかる費用を削らずに、どこの経費を削減するか?という問いについて皆で話し合いました。

社長として高品質低価格の方策を考えた後、あるレストランチェーンのニュースを取り上げる

フォントにこだわる/コピーにこだわる

ありがとう、と書くとき、このフォントだと軽くない?というお話から、様々な広告に使われているフォントに注目してみます。
細かいですが、様々なツールやアプリを駆使した特徴的な授業でした。

たくさんのフォントを実際に見せながら解説
画面に映し出されたQRコードを読み込むと、
「この写真に合うフォントはどれ?」
「この写真に合うコピーはどれ?」
というアンケートが始まりました!

正解はない、いいと思うものを選んで、その理由を教えて、という先生の問いかけに答えた参加者は、それは面白い考えだね、いいね、とたくさん褒められて嬉恥ずかしそうに笑っていました。

ソフトクリームの写真に合わせて考えられた名コピーの数々。
ザンギやちくわの磯部揚げにも、ユニークなコピーがつくられました。

長くなりましたので一旦ここまで!
次は、キャンプファイヤー&リチャード先生の講義の紹介です。